2022-01-01から1年間の記事一覧
飼い猫が死にました。
あらゆるコミュニケーションは加害であり、人は誰しもが加害者である。 と、センセーショナルな切り出し方をしてみる。
高校生になったら、バイトをしようと決めていた。
高校一年の秋だった。 数学の課題を忘れた。
差別と区別、という言葉が嫌いだ。 そんなのは本質的に一緒だと私は思う。
もしもこの世界が誰かの創作なのだとしたら、それはちょっと無理があるでしょうといいたくなるようなことは山ほどあります。
変わりたいのに、変われない。 私の人生はずっとそんな感じだと思っていた。けれど、最近改めて考えてみると、それはいささか正確ではないのではないか、と思い至った。
みんなちがって、みんないい。 金子みすゞは言うけれど、そもそも私はその“みんな”の外にいるのではないか、という感覚が拭いきれない。
日曜の昼過ぎ、本宮から家に呼び出された。好きな男に振られたらしかった。
私は昔から本を読むのが好きだった。物心ついた頃にはすでに人よりも本との触れ合いを好み、やがて「人見知り」という不治の病を発症した。以来、私に友人と呼べる存在ができたためしはない。その現実から逃れるために私はさらに本の世界へのめり込み、まっ…
高校1年の夏だった。以前から恋愛相談に乗っていた男の子が、付き合っていた女の子と別れた。
世界の全部は相対的で、絶対的な指標なんてものは、おそらくどこにも存在しない。本物だとか偽物だとか、結局のところ、そんなのは言葉の上のものでしかなくて、我々がやっているのは「こっちの方が本物っぽい」という相対評価に過ぎないのである。
恋愛というものには、あまり良い思い出がありません。思い返せば、私の恋愛はいつも失敗続きで、いつもいつも泣いていたように思われます。
やっほー。 今日はね、あんまり調子がよくなかったから、お布団に包まりながら言葉の虚構性について考えてた。 コトバのキョコーセー。なんだかカッコイイでしょ。
最悪だった。猛暑日だというのに、よりにもよって冷凍庫の扉を閉め忘れたまま寝てしまった。
「今、生きていて、楽しいですか?」 12歳の私から届いた手紙は、そんな一文で始まっていた。
街路を歩きながら、ふと思った。 自分は決して全知にも全能にもなれないと悟ったのは、一体いつのことであったか。
私は長年、自分が地球に取り残された異星人であるかのような思いで生きてきました。 なぜなら、私は地球に取り残された異星人であったからです。